読み方
初診でたずねる7つの質問
覚えて行く必要はありません。画面に出したまま読み上げてかまいません。
この記事の要点
- 聞く内容より、答えが返ってくるかどうかを見ます。
- 7つのうち、価格と代替案は必ず聞いてください。
- その場で決めない、と先に伝えておくと聞きやすくなります。
診察の場で質問しづらいのは、知識が足りないからではなく、聞く順番が決まっていないからです。順番を決めておけば、その場で考えずに済みます。
7つ
1. この治療は、国内で承認された使い方ですか
薬なら、承認された効能・効果は何か。機器なら、承認された機器か。承認の外なら、その理由。詳しくは「適応外使用とは何か」をご覧ください。
2. 効果はどのくらいで、何と比べた数字ですか
「効果があります」ではなく、どのくらい、何と比べて、どの期間で。数字が出てきたら、その出典を聞いてかまいません。
3. 効かない場合はありますか。どのくらいの割合ですか
効かなかった人の話が出てくるかどうかを見ます。「個人差があります」は、割合の答えではありません。
4. 主な副作用と、その頻度を教えてください
起こりうることと、どのくらいの頻度か。起きたときに誰に連絡するか、夜間・休診日はどうなるか。ここは必ず聞いてください。
5. 総額はいくらですか。何が含まれ、何が別料金ですか
診察料、検査料、薬剤費、麻酔、アフターケア、再診。1年続けた場合の総額まで出してもらいます。「値段を比べるときに、そろえる4つ」の4項目です。
6. 途中でやめたい場合、どうなりますか
契約の解約条件、返金の有無、精算の方法。美容医療の継続契約は、特定商取引法の対象になる場合があります。
7. この治療以外の選択肢はありますか。何もしない場合はどうなりますか
7番目が、いちばん多くを教えてくれます。代替案と「何もしない」が選択肢として出てくるかどうかは、その説明が診療なのか販売なのかを分けます。
答えの受け取り方
言えること
- 分からないことを「分かりません」と言う
- 出典を聞かれて出せる、または後日調べると言う
- 何もしない選択肢に触れる
言えないこと
- 「みなさん受けています」で答えを済ませる
- その日のうちの決断を求める
- 質問を重ねると態度が変わる
聞きやすくする2つの準備
- 最初に「今日は決めずに持ち帰ります」と伝えておく。これだけで、その後の会話が変わります。
- この画面をそのまま出して読む。覚えていく必要はありません。
聞いたあとに残しておくこと
帰ったら、その日のうちに次を書き留めてください。あとで相談する必要が出たときに、いちばん役に立ちます。
- 受診した日と、対応した人
- 提示された治療の名前(薬なら製品名と用量、機器なら機種名)
- 提示された総額と、その内訳
- 7つの質問のうち、答えが返ってこなかったもの
この記事に関連する治療ページ
出典・注記
- 当サイトの関連記事適応外使用/値段を比べるときにそろえる4つ/副作用は、どこが引き受けるのか/契約したあとに、やめたくなったら
- 医療広告ガイドライン(厚生労働省)自由診療については、治療内容・費用・主なリスクの情報提供が求められています
この記事は診断や治療の指示をするものではありません。また、法的助言ではありません。個々の判断は、診察を受けた医師や、消費生活センター等の窓口にご相談ください。掲載後に内容をあらためた場合は、日付と理由を訂正の記録に残します。