自由診療の料金・リスク・根拠を、受ける前に。医院レポート5院 · 資料確認 2026-09-21
自由診療チェック効果の根拠・リスク・費用を確かめる 診察前の質問メモ
読みもの›制度
制度

「未承認」と書いてあるとき、何を確かめるか

2026-07-30読了 5分

未承認と書いてあるページは、むしろ書いていないページより誠実かもしれません。

この記事の要点
  • 未承認と書いてあること自体は、悪い知らせではありません。
  • 確かめるのは、入手経路・国内承認品の有無・諸外国の安全性情報の3つです。
  • 未承認の医薬品による健康被害は、公的な救済制度の対象外です。

「未承認」の意味

未承認とは、日本の薬機法にもとづく承認を受けていない、という意味です。海外では承認されている場合も、どこでも承認されていない場合もあります。国内で承認されていない、という一点だけを指しています。

自由診療では、未承認の医薬品や医療機器が使われることがあります。医師が個人輸入して用いることは、一定の手続きのもとで可能です。

書いてあるページの方が確かめやすい

「未承認」という表示を見ると不安になりますが、書いてあるページの方が、読む側には扱いやすいのです。書いてあれば、次に確かめることが決まります。書いていなければ、承認されているのかどうかから調べることになります。

確かめる3つ

① 入手経路

どこから入手したものか。医師による個人輸入か、国内の流通経路か。これが救済制度の可否に直結します。個人輸入された医薬品による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。

② 国内に承認された代わりの品があるか

同じ目的で使える承認済みの医薬品・機器が国内にあるなら、なぜそちらではなく未承認のものを使うのかを聞けます。理由がある場合もあります。理由を聞けること自体が、判断材料になります。

③ 諸外国での安全性情報

海外で承認されているか、承認されている場合はどの国か、どの用途か。海外で回収や警告が出ていないか。医療広告ガイドラインは、この情報の提供を求めています。

未承認の医薬品を使う場合に生じる差
言えること
  • 医師の裁量として、一定の手続きのもとで使用は可能
言えないこと
  • 日本の審査で効果と安全性が確かめられたわけではない
  • 添付文書(国内版)が存在しない
  • 個人輸入によるものは、医薬品副作用被害救済制度の対象外

機器の場合

美容医療では、同じ施術名でも複数の機器が使われます。承認された機器と、未承認の機器が混在している施術があります。HIFU(高密度焦点式超音波)はその例です。

施術名だけでは、どちらか分かりません。確かめるなら、機器の名前を聞きます。「使う機器の名称を教えてください。国内で承認されたものですか」。名称が分かれば、あとから自分で調べられます。

確かめても、答えが出ないことがある

未承認であることを知り、入手経路を聞き、代替の有無を確かめても、受けるべきかどうかは決まりません。決まるのは、何を引き受けることになるかが分かる、ということです。

当サイトが並べているのは、この「分かる」までの範囲です。そこから先は、診察を受けた医師と相談してください。

この記事に関連する治療ページ

顔・肌高濃度ビタミンC点滴・白玉点滴輪郭・小顔HIFU(高密度焦点式超音波)目もとヒアルロン酸注入髪AGA内服薬(フィナステリド等)顔・肌水光注射・スキンブースター顔・肌IPL(フォトフェイシャル・光治療)輪郭・小顔サーマクール(高周波RFのたるみ治療)婦人科膣レーザー(モナリザタッチ・膣の若返り)髪HARG療法(成長因子・幹細胞培養上清の頭皮注射)全身・体重エムスカルプト(HIFEM・筋肉を鍛える痩身機器)輪郭・小顔鼻のヒアルロン酸注入・プロテーゼ(隆鼻)顔・肌タトゥー除去(ピコレーザー・Qスイッチレーザー)顔・肌フラクショナルCO2レーザー(ニキビ跡・毛穴)顔・肌ポテンツァ(針型RF・フラクショナルRF)睡眠メラトニン(個人輸入・自費処方)こころTMS治療(磁気刺激・自費のうつ治療)こころケタミン点滴(うつ・自由診療)婦人科ホルモン補充療法(美容・若返り目的の自費HRT)顔・肌プラセンタ注射顔・肌ピコレーザー(シミ取り)内科・点滴キレーション療法(EDTA点滴)婦人科月経移動(中用量ピルで生理をずらす)こころCBDオイル(クリニック処方・不眠や不安への使用)男性早漏治療薬ダポキセチン(国内未承認・医師の個人輸入)顔・肌エレクトロポレーション(電気で美容成分を導入)輪郭・小顔糸リフト(スレッドリフト)全身・体重脂肪溶解注射歯マウスピース矯正髪ミノキシジル内服顔・肌イソトレチノイン内服(重症ニキビ)顔・肌エクソソーム(幹細胞培養上清液)内科・点滴血液クレンジング(オゾン療法)がんがん免疫細胞療法(樹状細胞・NK細胞・活性化リンパ球)内科・点滴幹細胞治療(脂肪由来幹細胞の点滴・関節注射)顔・肌ダーマペン(マイクロニードリング)髪女性の薄毛治療(FAGA)内科・点滴NMN点滴内科・点滴高濃度ビタミンC点滴

出典・注記

  1. 医療広告ガイドライン(厚生労働省)未承認医薬品等を用いる自由診療の広告における情報提供事項(未承認である旨・入手経路・国内承認品の有無・諸外国の安全性情報)
  2. 医薬品副作用被害救済制度(PMDA)個人輸入により入手した医薬品は対象外です

この記事は診断や治療の指示をするものではありません。また、法的助言ではありません。個々の判断は、診察を受けた医師や、消費生活センター等の窓口にご相談ください。掲載後に内容をあらためた場合は、日付と理由を訂正の記録に残します。